新刊のお知らせです!なんと、聡子の部屋が本になりました。
梁英聖さん、能川元一さんの回です。さらに前川喜平さんとの特別対談も収録され超豪華な内容となっています。
紹介
戦前の体制を美化し、教育改革などにより右傾化を進め、女性蔑視・民族差別・を容認し、その仲間内で利益を分け合う、そんな長老たちが担っている現在の政治の特徴を「おじさん政治」と捉え、そのような政治を引き継いで行くのか?その岐路に、いま立たされていることを説く。
目次
目次
はじめに 3
教育の右傾化と「おじさん」政治 9国旗国歌の法制化への道 11
国旗(日の丸)国歌(君が代)の法制化と教育基本法について 15
教育基本法の改正 48
危機に陥る民主主義 79
セクシュアル・マイノリティ 99
日本の政治を取り戻す……おじさんたちから 113
安倍政権の特徴 115 今の日本社会を映す「慰安婦」問題 130
家族・家庭への国家の介入 141
ネット社会を考える 155
叩かれる若者たち 158
日本ではなぜレイシズムが理解されないのか 172
レイシズムの危険性 174
社会を変えなければ 生きることはできない 178
「日本型反差別」の問題性 182
インターセクショナリティ 188
「反レイシズム1・0」を勝ち取る闘いへ 191
韓国と日本を考える 196
今の韓国から日本を考える 198
社会運動が韓国を支えてきた 212
デザインの力とフェミニズム 223
社会運動としてのフェミニズム 225
歴史を乗り越える 230
著者プロフィール
前川喜平 (マエカワキヘイ) (著/文)
元文部科学事務次官
おもな著作 『権力は腐敗する』毎日新聞出版、『面従腹背』毎日新聞出版、『これからの日本、これからの教育』(ちくま新書・共著)筑摩書房など多数。
能川元一 (ノガワモトカズ) (著/文)
大学非常勤講師
おもな著作 『海を渡る「慰安婦」問題――右派の「歴史戦」を問う』共著・岩波書店、『右派はなぜ家族に介入したがるのか : 憲法24条と9条』大月書店、など多数。
梁英聖 (リャン ヨンソン) (著/文)
反レイシズム情報センター(ARIC)代表
おもな著作 『レイシズムとは何か』(ちくま新書)筑摩書房、『日本型ヘイトスピーチとは何か: 社会を破壊するレイシズムの登場』影書房、など多数。
梁・永山聡子 (ナガヤマサトコ) (著/文)
大学非常勤講師
おもな著作 『社会学理論のプラクティス』(共著)くんぷる、『私たちの「戦う姫、働く少女」』(共著)堀之内出版、など多数。
発売予定日2021年9月28日
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